郡「なんでこんなことになってるの。」


郡は少し怒った顔で問う。


『…自業自得よ。あんな仕事してるから。』


郡「俺が罰してやるよ、そのサイコパス。」


彼の深紅の瞳が静かに燃えているのが分かる。


そういえば、郡って怒ったときだけ一人称が俺に変わるんだよなぁ…。


…バァンっ!


「郡っ!無事か!」


勢いよくドアを開けて入ってきたのはいつかのあのアホだった。


「……え?俺、空気ぶち壊した感じ?」