「今日はどこに入ろうか、かすみ ちゃん。」 『そうだなぁ。あっ、あのホテルが可愛いよっ!』 私はそうやって適当なのを指さす。 隣にいるのは知らないオジサン。 「今日は」って言ってるから前にも会ったのかもしれない。 「かすみちゃん、好きだよぉ。」 部屋に入るなり、ベタベタと触ってくる。 『私もだよ。』 気持ち悪いなぁ……。