大好きなキミに花束を。




「代々木ちゃんこれからどうする?」


「どうしよっか。」


「せっかくショッピングモールにいるんだし、何か買い物とかゲームセンターとか行ってみる?」


「そうだね。じゃあゲームセンターに…、」


「あれれぇ?さらちゃんじゃなぁい?」



“行こっか”と言おうとしたら、背後から声がした。



「……え?西宮先輩?」


「よっ、彩心。」


「師匠も…。なんでここにいるんですか?」


「陽彩がお前らのあとを……、」


「いやぁ偶然だねぇ!こんなところで出くわすなんて!やっぱり俺とさらちゃんは特別な何かがあるのかなぁ!」



まさか、



「…つけてきたんですか?」


「そんなわけないでしょう!俺がそんなストーカー行為すると思うー?」