「それにしても進路かぁー。進路って地味に現実味があるから嫌なんだよなー。」


「わかる。じわじわくる感じ。」


「そうそう!なんかこう、ふとしたときに頭をよぎるみたいな?」


「その時に肩にのしかかる重みといったら尋常じゃないよね。」


「いっそのことバァーン!ときてドォーン!といってダダーン!って終わりたいよな。」


「映画の効果音的な音で時が流れてほしい。」



……珍しく空緒くんと夜籠で意気投合してる。


まあ私もわからなくはないけど。