こうやっていつもの会話をしていると、不安なんてどこかに吹っ飛んじゃうんだ。



「そんじゃ、行きますか!…ん。」



笑顔で先輩に手を差し出され、私はそれを握って自分のほうに力いっぱい引いた。



「…っ!?」


「……こ、これで我慢してください。」


「ほっぺたも悪くない。」


「〜〜っバカ!行くよ!」




先輩。だいすき。





♡END♡