キーンコーンカーンコーン



「あっチャイム鳴った!」



「じゃ、また帰りだな」



「カルマと離れたくないよ~」



「よしよし」



何だこのバカップル。


マリーの方を見ると苦虫をかみつぶしたような顔をしている。



「あの二人はほっといて行くか」



「そう・・・ですね」



マリーの笑顔には少し幼さが残っている。


撫でたくなるんだよなぁ。



「ななな、なぜ撫でるのですか///」



「あ、いやぁ・・・ごめん」



「別にいいですよ!!」



機嫌損ねたかな。



「それじゃっ、行きましょう」



俺達は先に教室へ戻った。


そのあともちろんカルマに怒られた。