ドアの隙間から部屋の中に身体をねじ込みドアを閉め、俺の首に腕を回して抱き着いてくる。何なんだこの女!?


俺は無理矢理女の身体を引きはがし、ドアに押し付ける。


「な...何するんですか!?」


「何って?キス。」


当然のように答えてきやがった...この女酔っ払うとキス魔になるのか?


「もしかして...ファーストキス奪っちゃった〜?」


「違いますよ!馬鹿にしないで下さい!!」


「ふ〜ん、なら安心。ねえ、もうちょっとしようよ。」


「だっ!ちょっと待っ!」


俺が止めるのも聞かず、また唇を重ねてくる。今度は舌をねじ込んできた。


俺は女を部屋の外に出そうとしてドアを開けたが、足が縺れて女の上にのしかかる体勢で倒れてしまった。


「いった〜い...。」


女が後頭部を押さえて痛がる。