何回、言葉にすればあなたに届きますか?

「あっねぇ、この服可愛いくない?」



美玖があるマネキンを指差して言った。




「可愛いけど…こんなの着れないよ」



そのマネキンがきていた服は

オフショルダーの真っ白なワンピースだった、
スカートは膝上10cmくらい。


こんな可愛くて、露出多めな服私着れないよ‼︎






「今、私こんなの着れないとか思ったでしょ?」



私が美玖に図星でしょ?と、いうような目線を向けられる。




「私、ミニスカートなんて…」



「大丈夫だよ!梨加!
誠司君ドキッとさせたいんでしょ?」



私は美玖にまっすぐな眼差しを向けられた



「…そだね、うんこれにする!」





美玖が選んでくれたんだしきっと大丈夫。



私は初めて自分のお金で可愛らしいお洋服を買った。