何回、言葉にすればあなたに届きますか?

そして翌日


私と美玖は普段は行かない大きなデパートに行った。






「昨日は梨加のために、めっちゃ雑誌読んだんだからね!
絶対誠司君をドキドキさせよ」



なんとなく、私より気合いの入ってる美玖を見るとすこし可笑しくなった。



「うん、ありがとね」





「梨加は可愛いからさ、その可愛さもっと引き立たせよ」


「えっ…私可愛くなんて」


「あのね〜、梨加は自分が思ってるよりずっと可愛いよ
もっと自信持ちな」






あまりどストレートに言われると少し照れてしまう。

美玖はいつも大げさだからきっと今の発言だって
私に気を遣ってるに違いない