❆LastChristmas❆

(てか、淳史君も反論してよー!)


「…何のようですか。」


「おいおい。注文したのお前らだろ。」



「す、すみません!」


あたしはさっと淳史君から離れた。


「じゃ、ごゆっくりー!淳史ヘマはすんなよ。」


「……」


そう言って誠治さんは戻って行った。


あたし達はお互い気まずくなった。


「と、とりあえず飲もっか?」


「…ああ。」


そしてあたし達は注文したお酒を口に運んだ。


「!美味しい!」


「…良かった。」


淳史君…。


本当大人っぽいよね…。


背も高いし…。


藤河君にソックリだし…。


「…何?俺の顔に何かついてる?」


「う、ううん何でも!」


あたしは、思わず淳史君の顔を見つめていた。


(…何やってんのあたし…。キモイわ…。)


それからあたしと淳史君はその後もダーツBARで過ごした。