❆LastChristmas❆

カランコロン

「おう、淳史久しぶりじゃねーか。」

「久しぶり。誠治さん。」

「お前、またナンパかー?」

「違いますよ。この人は俺の彼女です。」

(あ、淳史君!?)

「へえー…。」

「まあ、俺の片思いだけどね。今はまだ。」


そう言って、あたしの方を見た。


「はいはい。じゃそんな2人にこれ渡すな。」


「…ありがとう。行こ志保」


「え?う、うん…。」


そしてあたしは淳史君に部屋まで連れられた。