…ここはどこ…??

ふわふわと綺麗な空間にいる

凛海「……私眠ったはずでは……」

キョロキョロ辺りを見渡す

すると

??「はーい♪人造人間のお嬢さん♪」

ニコと笑い男が近づいてくる

凛海「……誰…??」

笑っているが目が笑っていない男に恐怖を覚える

その時

時雨「凛海!!」

すぐ私の前に立ちはだかり男をにらんでいるのは時雨だった

??「嫌ですね〜睨まないでくださいよ♪月の神 月詠時雨……っとお嬢さん 私は始まりの神 エリシアですよ…♪」

凛海「エリシア…??」

時雨「何の用だ……」

私は首をかしげるが時雨はまだ苛立っている

エリシア「いやねー?お互いのことを知らない君達に真実を伝えにきたんですよ…♪」

ニヤッと私を見て不気味に笑う

凛海「真実…!まさか……(私の事知っている人…?)」

時雨「…おい さっさと消え失せろ 何が始まりの神だ……終わりの神を手に入れる為 禁断の術を使い 輪廻転生を何度も繰り返させる 堕神が!!」

エリシア「…そこまで知っていたのか 月神如きが!!…妻が逃げたら追いかけるもんだろ?月波リアは俺の妻…今は妖で黒の預言者と呼ばれているがな…」

ニヤニヤと笑い 凛海を指差し

エリシア「その子の正体を知ってもなお 愛せれる自信ありますか? 月神よ…」