「大丈夫だよ、ユカ」

なんて、ユウキ。。。

その笑顔が悲しいよ。。。

あれから三日後、
ユウキのパパは 旗手を召集して
ヒロの家との決戦にそなえたんだ。

戦争はなにも生まないのに。

傷つけあうことでしか

わかりあうことはできないの?

ねえ、ユウキ。。。

「ユカはここで待ってて。
 オレ、すぐに戻るから」

そんなのヤダ。。。

待ってるだけなんて
ツラすぎるよ。。。

「っていうか、
 ユウキ、私も行く!」

アタシはオシャレな飾りのついた
角つき兜をひっつかんで、
面頬をおろした。

アタシとユウキは、
ずっと一緒にいる運命なんだから。

「ユカ、アタシたちも
 一緒だョ♪」

ハナとミチルも、
棍棒と三日月槍をかかえて
参陣してくれた。

「アタシたち、
 ずっと、ずーっと
 友ダチだからネ♪」

アリがとぅ。。。

ハナ。。。

ミチル。。。

友ダチって、

すごく、

すごくあったかい。。。

そのとき、
ハーーールーーーーーー
って、
角笛の音が響いたんだ。。。

それは、戦の開始を
告げる音。。。

「愛してるよ、

 ユカ。。。」

アタシとユウキはセックスして、
突撃の隊列に加わった。

どうか無事でいて、

ユウキ。。。