ピピピ ピピピ ピピピピピ

あーもう!うるさいなぁ
何でこんなうるさいのに起きないの!!

「うーん」

「もう少しだけ…」

「もう少しだけじゃな〜い!!
早くおきろ〜!!」

「うわっ!ビックした〜笑」
「おはよ」

やーっとおきたo(`ω´ )o
尚を起こすのはいつも大変…
でも今日から私たちは高校生なんだ♪
尚のブレザー姿楽しみだなぁ〜

私たちは、もちろん同じ高校♪
夢里高校ってゆーの!
ここは、美術科と音楽科 、普通科の三つの科があるんだ〜

私も尚も普通科なんだけどね笑

「優愛〜ネクタイ結んでー」

「はいはい」
「これくらい早くできるようにしなよー」

「難しんだって」

尚って昔からぶきっちょだもんね笑
でもこんな事いいつつ、ネクタイ結べるのは嬉しかったりするんだ(*^ω^*)
幼なじみの特権てゆうか
"特別"みたいでうれしい!
尚は、家族みたいにしか思ってないみたいだけど…いつか好きになってくれるかな?

「はいできた」

「お!さすが上手いww」

「プレザー着ると高校生になったんだなーって感じするね笑」

「優愛も、似合ってんじゃん」

「ありがと!」

実はこの制服すごく気に入ってるんだ!
灰色のブレザーで
中はうっすらピンク色のシャツ
リボンはうす紫
スカートは、濃い茶色なんだ!

「じゃあ行きますか」

「そーだね」

「行ってきまーす!」

尚も私も、お母さんが早くに死んじゃってるし、お父さんは仕事で忙しいから
二人でいることがおおいんだー
いつも、誰もいないけど二人とも行ってきますって言うよーにしてるのはお母さんたちに向けて行ってるの!

「は〜優愛と同じクラスになれるかな」

「一緒だといいね!」

おっ、あれが夢里高校かな?
わーみんな大人っぽくみえるよー(*´-`)
友達いっぱいできたらいいな♪

「よし!クラス見に行くぞ」
「えーっと…あった」

「よっしゃぁ!一緒だぜ」

「ホントだ!やったね〜」

あーもう幸せ!

「相変わらずラブラブですね〜!」

「わっ!あや〜」
「おっ瑞樹くんも!!」

あやはすっごく美人さんなの!
優しくて私が困ってる時いつも助けてくれる親友なんだ♪


瑞樹くんは尚の一番の親友ですっごくかっこよくてお兄さんみたいな感じかな笑

このメンバーは中学からのイツメンなの!

「そーいやさ、お前らは何組だったんだよ」

「俺たちも尚たちと一緒の2組だぜ」

やったー!またみんなでワイワイできるね♪
楽しみだな〜(*´-`)

「このメンツでいると本当目立つわー笑」
「特に優愛!もーホント可愛い❤︎」
「男どもがチラチラ見て来るよ」

なにいってんだろ…
絶対それ美人さんのあやを見てるんだよ(T_T)


「今優愛そんなわけないって思ったでしょ」
「ホント無自覚なんだから」

「こんなに美人のあやに言われてもね…」

「ふーん」
「じゃあ…」


うっいやな予感が…

「尚ー 優愛ってめちゃくちゃ可愛いよねー」

あーもう!なんで尚にそんなこと聞くの>_<
でも、可愛いっていってくれたら…
どう思ってんだろ…

「えー、まぁ可愛んじゃね笑」

「まぁ、俺からしたら一緒にいすぎてあんま意識したことないけどさー」

ガーンやっぱりね
知ってたけどさいざ言われるとキツイね

「もぅ!なにそれ!」
「優愛レベルになれちゃったらアンタどうすんのよ!」

「どんな子が、逆にタイプなわけ⁉︎」

「えー…わかんねーよ
まだ好きな人ってよくわかんねーし」


そっか…てことはまだチャンスはあるってことだよね!

尚ってこんなにモテるのに好きな人いたことないって逆にすごいよなぁ〜

「じゃあ、瑞樹くんは?」

「俺?オレはまぁ…秘密かな?」

なにそれっ!逆に気になる…
いるってことだよね!?

「片思いだからさ…」

そっか、ツライね…

「お前、好きなやついたのかよ!」
「なんで親友のオレが知らねーんだよ笑」

「あーうるさいなぁー、だから尚には言いたくなかったんだよねー(-_-;)」

ホント尚ってKYなんだよね笑
でもなんだかんだ言って仲良いな〜