君との小さくて大きな壁

放送委員会の仕事は大きくわけて二つ。


一つは、集会の時にマイクやコンセントを準備したり片付けたり、マイクの音調節をする。

もう一つは.......、お昼の校内放送。


1年生が1クラス、2、3年生は2クラス

9クラスあるし、確率的には低いんだけどね?


やっぱり、お昼の放送なんて絶対にやりたくない。


立候補者とか誰か出てくれると良いんだけど...。


「じゃあ、お昼の放送やりたい2年生!手を挙げてくださーい」


「は〜い!」


お昼の放送やりたいクラス、1クラス居るじゃん!


これで確率下がった!!



.....あれ?


手を挙げてるのって...、若田くん?!


私は若田くんが気づくようにアイコンタクトをした。


だけど、それは全く届かなかった。



お昼の放送なんてやりたくない。


ただでさえ、若田くんと2人で話すのもようやく慣れて来たところなのに...!

みんなの前でお昼の放送しなきゃなんだよ?


若田くんのファン達から何をされるのか...。


内容とか先に考えてても、素で人前に立つ...とう言うか話すのは本当に苦手。


放送委員になった事自体が私には、良くないことだったのかな〜?