君との小さくて大きな壁

今日は遂に顔合わせの日。


普通に学校のある日なんだけど、ドラマの顔合わせとモデルのお仕事が重なっているので、学校はお休みします。


学校休んでお仕事は珍しいな〜

最近は早退とか、遅刻が多かったから!


「おはよ!彩乃!準備できた?」


「おはようございます!準備万端です」


「じゃ、早速行きましょうか」


彼女は私のマネージャー。

名前は優里亜(ゆりあ)さん。


私のことをよく知っていて、頼りになる、私のお姉さん的存在!


すっごく美人さんで、どうしてモデルじゃなくて、マネージャーなのか分からないくらい。

年齢もまだ25歳。


「ほら、早く行くわよ」


「はーい!」


「緊張してる?久しぶりのヒロインだからね〜」


「でも、ちょっと楽しみなんですけどね?」


ある意味って言ったらある意味なんだけど。


若田くんと共演自体初めてだし、ヒロインと主人公なんて緊張するに決まってる。


だけど、少しだけ楽しみ...だったりする。



「彩乃ちゃん!おはよ〜」


「あら?若田くんと一緒なのね!それなら心配なさそうね!」


優里亜さん??!


何を言っているんですか?!


個人的には困るんです。

心配っちゃ心配なんですよ?


楽しみだけど.....



そんなことを考えていたら監督に呼ばれてしまった。