君との小さくて大きな壁

「我らが王子もイケメンだよー!!」

「カッコイイーー!!」


この歓声は愛華へのもの。


私のクラスには3人もイケメンがいるのです!


「相変わらず3人は凄いね〜」


「何言ってるの?彩乃も凄いけど??」


愛華さん。

何が凄いのでしょう...?


私には全く理解できないけど.......
ありがとう。


「あーやのっちゃん!」


「うわぁぁぁ!!...どうしたの?」


「ん?試合終わったから来てみた」


本当にそういうの辞めてください。

というか、後ろから驚かすの心臓に悪いから辞めてください!


若田くんは気にしなくても、私は女子からの視線を気にするから、怖いんだよ。


でも最近はあまりにこういう事が多すぎて、慣れてきちゃったけどね...?


「はぁ。」


「彩乃ちゃんため息ついてどうしたの?」


「何でもないよ!」


うっ!

とっさに演技しちゃう当たりが嫌だ。


だって、友達に平気で嘘つけるって事になるんだよ?


それじゃあ、本当の友達が居なくなっちゃうから。



.....演技出来ちゃうから、友達から皆に信頼されなくなってしまうのかな?


そんなのは嫌だよ!