君との小さくて大きな壁

「ようやく体育だね〜」


「気合い入りまくりだわ!!!」


「頑張ろうね」


私も体育は気合入るけど、愛華はそれ以上の気合いなんだよね〜。


2年生から体育は選択なので、自分で選択した競技を行う事になる。

選択は学期ごとに変えなきゃいけない。


私と愛華、豪くんと若田くんも1学期はバレーを選択している。


ちなみに

あの2人がバレーの試合していると黄色い歓声で埋め尽くされる。


「彩乃ー?早く行くよー!!」


「うん!」


体育館について、試合を始めるなり、女子からの歓声は響き渡った。


先生もそれで怒らないんだから、なんか変な感じするよね...


確かにモテるよ?

でも、授業なんだからそれとこれは別じゃない?


でもまぁ、慣れれば問題ないけどね...!


「「きゃあああああーーーー!!!」」

「若田くんめっちゃカッコイイーー!」


うん。

毎回ながらすごい歓声ですね。


でも若田くんだけが言われてる訳じゃないんですよ?!


「霧島くんこっち向いて〜」

「クールなイケメンだよね!!」


豪くんも言われているから。

そりゃ豪くんもイケメンだからね〜


でも若田くんとは違って、噂話するみたいな感じで、大々的に噂されている感じじゃない。


若田くんには叫びまくりなのに...