君との小さくて大きな壁

「はぁ〜〜〜。」


愛華に本日2度目のため息をつかれました。


私には理由が全く分かりません。


それにしても豪くんまで呆れているのは何故?

...そんなに変なことあった?


「私が彩乃を男から守ってあげないとね〜。と・く・に、計算している人からは、ねっ!」


「ちょっと待って!それって遠回しに俺のこと言ってるでしょ?!」


「自覚あったんだね〜」


「.....愛華ちゃんのそういう所ムカつく」


呆れている豪くんは更に呆れた顔になりました。


私は何が何だかさっぱり...。

会話に全くついていけない。


若田くんの考え方がよく分からないのは知ってたけど、愛華も若田くんと同じで分からない。


人気者は考え方も違うな〜



あ、でも!

愛華が私のこと守ってくれるのは嬉しい!!


もちろん、若田くんに言われた時も嬉しかったよ?



でも、愛華と若田くんの時とじゃ、嬉しさが違う。


どうしてかな?


そりゃ、男の子に助けられる方が安全性が高いのは、私だって分かってるけど...

そうじゃない。


もっと違った感情だと思う。


.....そっか!

愛華の方が好きだからだね!


うんうん。(自己解決)


私も大切だからだよ!!