君との小さくて大きな壁

「はぁ〜〜!ようやくお昼だ」


「そうだね〜...じゃなくって!なんで豪くんと若田くんもいるの?!」


「いいじゃん!4人で遊びに行く計画を立てた仲じゃん!」


そういう事じゃないと思うけど。


確かに朝、遊びに行く計画立てたよ?

でも、そうじゃないんだよ!!!


わざわざ一緒に食べることは無いのに。


若田くんってやっぱり分からないな〜


お昼を一緒に食べているだけなのに、クラスメートからの、主に女子からの視線が痛いです。


若田くんのファンから殺されるんじゃ...?!


「若田くんのフォンからの暗殺だなんて.....そんなの嫌だ!」


「そんな事起こらないって!」


「で、でも...っ!」


「そうなったら俺が守ってあげる」


一瞬、ほんの一瞬だけ、胸が高鳴った.....

気がした...。


自分でも分からないほど一瞬だったから。


「ほんとうに?」


「とーぜんっ!」


そう言った時の若田くんは無邪気な笑顔で、私は何となく恥ずかしくなった。


普段はそんな顔しないのに。

普段はもっと大人っぽい顔するのに。


なんでだろう。


どうして、そんな顔するの?