君との小さくて大きな壁

って、あれ???


なんで愛華と若田くんはこんなに大爆笑しているの?

しかも私の方みながら...。


思い当たる節がないのに、2人はなんでそんなに大爆笑しているのだろう。

どうして?


困っていたら、愛華が笑いながら話しかけてきた。


「ほんと彩乃って...、なんて天使なんだろうねっ!!」


「空くん、蘭崎さん。笑いすぎです」


「彩乃ちゃん天然だね〜」


それ、前に若田くんが言ってたよね?


私が天然ってどこから?

そんな行動してないけどな〜。



キーンコーンカーンコーン


「朝から数学とか辛っ!彩乃〜癒して〜」


「癒す?どうすればいいの?」


「私にハグして〜〜!!」


「え?...わぁ!!」


私の言葉を遮って愛華は私に抱きついてきた。


愛華の顔、綺麗。

美人さんだな〜



何か忘れてる気がする.......。


あ!!!!


これから数学の授業始まっちゃうじゃん!

抱き着いたままじゃ怒られちゃうよ...。



案の定、先生が来た瞬間に「お前ら離れろーーー!!!」と怒られました。

その後すぐに、クラスメート皆から笑われたのは言うまでもありません。


「はぁ、愛華の馬鹿。」


と言ったのは、私だけの秘密です!