君との小さくて大きな壁

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「おはよー!彩乃!!」


「おは.....聞いてよ〜」


私は昨日、委員会で起こったことを愛華に話した。


若田くんが自分勝手にお昼の放送に手を挙げちゃった事とか、その他にも色々と。


愛華は優しいので、真面目に聞いてくれた!


「...若田、本当に...。」


「え?何のこと??」


「気にしなくていいよ!彩乃はそのままでいて...」


結局、愛華は何が言いたかったんだろう?


言いたかった事は謎のまま、愛華は私に話を進めるように言ってきた。


私は知らなくっていい事ってなに??

それに「...若田、本当に...。」が意味深すぎる。


相談したはずなのに、解決するどころか、悩みが増えちゃったよ〜


「って、事らしいけど。どうすればいいと思う?」


「あの蘭崎さん...。なぜ本人がいる時に言うんですか?」


「霧島に相談しようと思ったら居たから」


「愛華ちゃんざっくりだね〜」


確かに、豪くんに相談するのが早いかも知れない。


けど、...若田くんが目の前にいたら意味無いんです!!!!

何を言われるか分からないのに。


ものすごく視線を感じる.....。


「じゃあさっ!俺と彩乃ちゃん2人で出かけようよ!」



.....はい?!