また一人置いてけぼりの私。本当あの二人、昔から友達のように仲良くなっていて、私が本当に兄友状態の気がして仕方がない。
もう一度戻ってきたスイートルーム。
昨日は夜景がキラキラと綺麗だったけれど昼の景色も悪くない。
もう少しゆっくりしようかと言う総一郎さんの言葉に頷き、二人で並んでソファに座った。
「総一郎さんとお兄ちゃん、本当に仲良しでびっくりです。しかもあんなやりとりがあったなんて見ていたら本当に昔からの友達みたいですよ」
「そう見えるなら良かった。俺、東吾くん気に入ってるからさ。それに東吾くんは俺の味方にしておきたいし」
「味方?」
「ううん、こっちの話。それよりあの二人を見てたらまた優衣を抱きたくなった。いいよね?じゃあ遠慮なくいただきます」
「えっ?ち、ちょっと総一郎さん?!」
「今日も泊まろう。帰って優衣の家でゆっくり過ごすのもいいけど、とりあえず、我慢できないから、ごめんね」
私もお兄ちゃんと詩織さんの二人を見て、総一郎さんと甘々な時間を過ごしたいと思っていた。
そして、あっという間に彼の手の中に落ちた私は、ほんの少しだけ彼の発した『味方』という言葉が気になったけれど、
結局、そんなことも消え去るくらい熱い時間を過ごして、すっかりとその言葉は頭から消えてしまった。
もう一度戻ってきたスイートルーム。
昨日は夜景がキラキラと綺麗だったけれど昼の景色も悪くない。
もう少しゆっくりしようかと言う総一郎さんの言葉に頷き、二人で並んでソファに座った。
「総一郎さんとお兄ちゃん、本当に仲良しでびっくりです。しかもあんなやりとりがあったなんて見ていたら本当に昔からの友達みたいですよ」
「そう見えるなら良かった。俺、東吾くん気に入ってるからさ。それに東吾くんは俺の味方にしておきたいし」
「味方?」
「ううん、こっちの話。それよりあの二人を見てたらまた優衣を抱きたくなった。いいよね?じゃあ遠慮なくいただきます」
「えっ?ち、ちょっと総一郎さん?!」
「今日も泊まろう。帰って優衣の家でゆっくり過ごすのもいいけど、とりあえず、我慢できないから、ごめんね」
私もお兄ちゃんと詩織さんの二人を見て、総一郎さんと甘々な時間を過ごしたいと思っていた。
そして、あっという間に彼の手の中に落ちた私は、ほんの少しだけ彼の発した『味方』という言葉が気になったけれど、
結局、そんなことも消え去るくらい熱い時間を過ごして、すっかりとその言葉は頭から消えてしまった。

