「気に入った?」
「こ、こんなステキなところ……」
そう私が言いかけるとそれを制止するように私の唇に総一郎さんの人差し指が一瞬触れて離れた。
「優衣に一つだけ約束してほしいことがあるんだけどさ、俺は全力で優衣のことを幸せにしたいと思ってるし、そうするつもり。だからさ、優衣は引け目を感じないでほしい。俺の隣に堂々といてほしいんだ」
「総一郎さん……」
「この場所もそのドレスもアクセサリーも俺が全部優衣に合ってると思ったからで、それを私なんかがなんて言って拒絶しないでほしい」
総一郎さんに言われたことがグサっと突き刺さった。確かに、私は自分に自信がないからと全部どうせ自分にはという言葉で拒絶していたかもしれない。
「ごめんなさい。このドレスも本当に素敵だし、アクセサリーもこの部屋も総一郎さんが私のために用意してくれたものは、全部嬉しいです。それをちゃんと受け取れなくてごめんなさい」
「良かった。じゃあ今度は優衣が俺に料理作ってね。カレイの煮付けまた、食べたい」
「はい。いつでも作ります」
「うん、楽しみにしてる。じゃあそろそろ優衣のこと、俺のものにしていい?」
「……はい」
「こ、こんなステキなところ……」
そう私が言いかけるとそれを制止するように私の唇に総一郎さんの人差し指が一瞬触れて離れた。
「優衣に一つだけ約束してほしいことがあるんだけどさ、俺は全力で優衣のことを幸せにしたいと思ってるし、そうするつもり。だからさ、優衣は引け目を感じないでほしい。俺の隣に堂々といてほしいんだ」
「総一郎さん……」
「この場所もそのドレスもアクセサリーも俺が全部優衣に合ってると思ったからで、それを私なんかがなんて言って拒絶しないでほしい」
総一郎さんに言われたことがグサっと突き刺さった。確かに、私は自分に自信がないからと全部どうせ自分にはという言葉で拒絶していたかもしれない。
「ごめんなさい。このドレスも本当に素敵だし、アクセサリーもこの部屋も総一郎さんが私のために用意してくれたものは、全部嬉しいです。それをちゃんと受け取れなくてごめんなさい」
「良かった。じゃあ今度は優衣が俺に料理作ってね。カレイの煮付けまた、食べたい」
「はい。いつでも作ります」
「うん、楽しみにしてる。じゃあそろそろ優衣のこと、俺のものにしていい?」
「……はい」

