頬を包みこまれ、慌てて顔を背けた。
そうだ、すっかり忘れていたけれど、私、顔むくんでパンパンだったんだ。久しぶりの至近距離だったんで油断してた。
「優衣?なに、もしかしてあの彼と何かあった?」
「ないです!ないです!ただ、音羽堂の洋菓子食べ過ぎて、二キロ太って、挙句に顔もパンパンなんです」
「なにそれ、可愛いな、もう。ダメ、そんな理由じゃキスを拒否する理由になりません。ほら、早くこっち向いて」
「恥ずかしい」
「本当、可愛い。心配しなくても、俺は優衣が太っても全然可愛いと思う。優衣だったらなんでもいい」
ちゅっちゅっと頬を包み込み、リップ音を響かせて、顔中にキスを落とした総一郎さんは、最後唇に軽くキスをすると、強く抱き寄せ、いつもよりも長くて深いキスをした。
そうだ、すっかり忘れていたけれど、私、顔むくんでパンパンだったんだ。久しぶりの至近距離だったんで油断してた。
「優衣?なに、もしかしてあの彼と何かあった?」
「ないです!ないです!ただ、音羽堂の洋菓子食べ過ぎて、二キロ太って、挙句に顔もパンパンなんです」
「なにそれ、可愛いな、もう。ダメ、そんな理由じゃキスを拒否する理由になりません。ほら、早くこっち向いて」
「恥ずかしい」
「本当、可愛い。心配しなくても、俺は優衣が太っても全然可愛いと思う。優衣だったらなんでもいい」
ちゅっちゅっと頬を包み込み、リップ音を響かせて、顔中にキスを落とした総一郎さんは、最後唇に軽くキスをすると、強く抱き寄せ、いつもよりも長くて深いキスをした。

