私の家は平安時代から伝わる、祓い屋の家系。


今日が1年に1回訪れる会合があるのだ。


会合っと言っても、食事会みたいなもの。


「だるい~。」


「しゃーない。」


クラスにつき机に項垂れる。


ちなみに、私の家が祓い屋の家系だって事は奈緒美以外知らない。


「奈緒美も来る?」


「バカか。」


グダグダ言いながらも時間は過ぎていき、放課後となった。