「抜かすわ」

ニヤリと笑うヴラド。

「ならば気が向いたら、今度は別の魔物も召喚しておいてやろう。首が無駄に多くある奴とか、複数の猛獣の頭が付いている奴とかな」

ヒド何とかとか、キメ何とかとかですか?

「あらぁ」

リカちゃん先生が可愛らしく微笑む。

「私もそっちの方がいいですぅ、美味しいですよねぇ、あれ」

「「食べた事あんのっっっっ?」」

まあヴラドの姪っ子だからね。