天神学園のお忍びな面々

と。

「!?」

ゴゥッ!と。

突然牡丹が柊を抜刀、予備動作すらなく振り下ろす!

あまりの一撃に埃が舞い上がり、学食のテーブルは両断どころか粉砕され、床にまで亀裂が走る。

斬鉄・極を磨いている牡丹の剣は、既に牽制の一撃にさえ必倒の威力を持たせている。

無論、剣速も相当なものだろう。

それを。

「…夕城 牡丹」

マモルは紙一重で回避していた。

「触れれば斬れる刃のような現夕城宗主の嫡男と聞いていたが…聞きしに勝る凶暴ぶりだな」

「……」

父譲りの邪眼で、牡丹はマモルを見るが。