天神学園のお忍びな面々

そう思っていた矢先。

「「「じゃーんけーん」」」

3人の若く血気盛んな男達は、影の前でじゃんけんを始めた。

「「「アイコでショッ!ショッ!ショッ!」」」

何この間抜けな光景。

ポカンと口を開け、影は事の成り行きを見守る。

やがて、決着はついた。

「む…」

牡丹、パーで1人負け。

「んじゃ坊ちゃん頼むぜ」

「何も3人揃って徹夜する必要もないだろ?」

蘭丸と椿も、それぞれ部屋へと戻っていく。

誰が尋問をするか決めていたらしい。

そして残ったのが、まるで愛想がない冷淡そうな男だった。