そんな蘭丸の手を。

「おぉ?」

バシン!とか強く弾き飛ばす青年1人。

「お前!誰に断って美緒の肩抱いてんだ!放せ!」

ご存知、美緒大好きレオである。

「あぁ?」

額に青筋立てて、ヤカラの顔をする蘭丸。

「俺ぁバレンタインにオパーイちゃんにチョコ貰って、今日ホワイトデーだからお返ししたんだよ。これで自他共に認める夜を共にする仲だろうが」

「共にしないっ!」

「それが何だ!俺なんて小っちゃい頃は、美緒とディアと3人で一緒にお風呂で洗いっことかした仲なんだぞ!お前の好きな美緒のオパーイも、膨らみかけの頃から成長を見守った仲なんだぞ!」

「「要らん事言うな!」」

美緒とディア、左右からストレートを見舞われるレオ。