ゆっくり呼吸して意識は保っててね。






「あーや。
今から胸の音聞くね。
吸って吐いて吸って吐いて。
よしOK。
点滴と吸入しようか」







そう言って柚さんが持ってきてくれた点滴をして、吸入の準備をした。








「あーや。
吸入しようね」








母さんがあやの口元にマスクを当てた。









絢はむせながらも頑張って吸入をした。







よく頑張ったね。








意識保てて偉かったよ。