俺は、絢が持っていたペットボトルをもらい脈をはかり始めた。






「瞬くん。
大丈夫?」






「あっ。
柚さん。
パルスオキシメーター借りていいですか?
あと雑巾も」







※パルスオキシメーターとは、指につけて酸素濃度を測定するための機械。







「うん。
ちょっと待っててね」







そう言ってすぐに持ってきてくれた 床は柚さんかが拭いてくれて、俺は絢の人差し指にパルスオキシメーターをつけた。






「ちょっと低いね。
母さん呼んでもらえます?」






「了解。
絢ちゃんもう少し頑張ってね」