「葵大丈夫?
顔色悪いけど…」





「うん。
ちょっと…」





「抱っこしちゃうよ」





また迷惑をかけちゃった。































あれ?





ここは、病室だ。





たしか、蓮が私を抱っこして運んでくれているくれている間に疲れて寝ちゃったんだ。






そんなとき、静かにドアが開いた。






ちゃんと私のことを考えてくれているから、静かに入ってきてくれたんだね。






蓮、ありがとう。