そういって蓮が申し訳なさそうに点滴を打った。





蓮、そんな顔しないで。







大丈夫だから。







私は蓮の笑った顔が好きだよ。






…………






何分ぐらい経ったのだろう。







いつのまか点滴は抜かれ、お父さんとお母さんが眠る墓についていた。









寝てしまったみたいだ。