先にティールが動き出す

スピードはそれ程速くは無いが

1回捕まってしまったら命は無いだろう

ティールは手に電気を溜めリンの腹にあてる

が…それに対してリンは電流を吸収する

「電気能力者ね…ごめんなさい私物質能力者だからそう言うの効かないのよ……ね!!」

ティールの顎に目掛けて殴りよろついた所を

ポケット中から出した何らかの薬品をティールに入れる

「ぐっぐぁぁぁ!!!」

「リン!やったの?」

「まだ身体動けないでしょ?……ダメ……今の薬品は暴走の元を止める物だけどやけに強いのね…」

確かに私達の身体はまだピクリとも動かない

「そう言えばこの身体を動けなくする能力って……」

「時を操る能力よ!さて……次の攻撃が来るわね……」

するとリンの後ろから巨大な建物の残骸が急に現れ

リンに直撃する

「リン!!」

竜が呟く

「能力も使えないなんてもどかしいのも程があるぜ…」

リンは自らの姿を液体に変え隙間から出て来る

そして元の姿に戻る最初は無傷だと思ったが

数秒後頭から血が流れてくる

「面倒な能力者ね…少しは楽しもうと思ったけど一気に行くわ!!」

「しぶといねお姉さん……あと名前リンって言うんだ~雑魚が言ってるけど……」

「あの人達は雑魚じゃないわ!…私の仲間よ…」

「ふ~んまぁ良いや…私の前じゃ皆雑魚だし……」

「どうかしら?……自分の身体……見てみなさいよ」