リンは話し始めた

その魔神の名はユン・ソーリンと言って

世間を騒がせている物質使い手の魔神らしい

何せ政府に地球を支配するなどと

手紙を送ってきたりしていて

あの時本にも書いてあったように

クローン実験や兵器開発などをしていたらしい

「なるほど………そんな人がいたのね……」

「そ!いたの!!私はお母さんに関心があるの本当実験くらいしかない地球支配なんてくだらない……」

「そっか……」

私が適当に返事を返すと椿はリンに問う

「その…実験に関心があったと言う事はユンさんの実験にかかわったりしてたって事ですか?…」

軽く頷き

「そうよ…全て協力してた訳じゃないけど七つの大罪兵器の研究には参加したわ…」

「そうなんですね」

「えぇ……」

つまりリンが私達をここに招いたのは

ユンと言う魔神が凶悪で私達がかかわらないようにする為だろう

「それであんた達三ギルフスなんだって?」

「え!あ…そうよ!私が団長してて」

「ならさ…入れてくれない?…もうこの家私しか住んでないしお母さんの後を追うためにも…もちろん能力使えれるし私も物質よ?どう?使えると思わない?」