私達の旅が始まって気づいたら

もう半年以上も経っていた

そしてロシアを出てからは

約6ヶ月………

今はイギリスのロンドンシティーにいるが

私達はフローラの次に入ってくれそうな子

またはピンっと来る人は誰一人いない

「私達の旅もそろそろ終わりなのかしら……」

私がそうぼやくと時夫は言う

「いや!団長は呪いのドラゴン倒すためにメンバー集めてる訳だろ?モンスターを倒す実戦グループを作るなら少なくともあと二人必要だ!!」

「二人………ね………」

元気がないと言うよりやる気のない私の肩を

フローラは軽くたたき私の目を真っ直ぐ見る

「ねぇねぇ団長!へこむの禁止!!呪いのドラゴン倒したかったなんて今初めて聞いたけど私時夫の言うとおりだと思う!!」

続けて竜も紀戸も椿も私を元気づける

だが……もう何処に行って良いか分からないのだ