「!…ダメだ椿!こいつ再生しやがる!!撤退するぞ!」

私と椿は直ぐ様モンスターの方を向く

そこには確かに竜の言うとおり

先ほど竜に切り落とされた腕がまた生えてきていた

「!!…ねぇ!これが氷のモンスターじゃないかしら?さっきの吹雪と言い可能性あるわよ!」

「何!?…確かにこいつが来てから天気が急に…!」

竜を潰そうとする形でモンスターの手が

竜の真上に落ちてくる

それをすぐ察知した竜は素早く避け

「じゃあどうする……こいつ……どう倒せば……」

「竜の電撃が効きませんし私の草能力は戦闘向けじゃないですから……」

(じゃあもう何も手段は………)

私達が諦めかけたその時

後ろから炎の球が飛んで来てモンスターに当たる