「っと……あそこが私達に招待状を送ってきたモスクワ王国ね」

「団長!お姫様とか可愛いかな~?」

とか時夫がバカな事を言ってきたので

思わず私は時夫の後頭部をただいてしまう

「さて……」

時計を見て私は時間を確認する

「よし!そろそろパーティーが始まるは急ぎましょ!」





やがて私達はお城の前まで来て

そして中に入る

「ここが……お城の中……」

辺りを見渡すとまるで魔法の世界に来たかのような場所

料理が浮いて運ばれて来ていたり

何やら皆精霊などがいる

「すっ凄いわね………そう言えばここブルーツの人達が沢山所属している地域だっけ?……」

ブルーツ簡単に言えば

魔法を専門とする組織

ここロシアが主にブルーツの本とも言われている

「俺様達ナンバーズでも驚きだぜ…」

竜は周り一周見てから食べ物の方へ手を伸ばす

「ってあんたは何処に行ってもまた食べるなのね…」

そんな私達を見て椿と紀戸は苦笑する

すると電気が急に消え

ステージの方が照らされる

(お?…何か始まるのかしら?……)

私達はステージの方を向く