三人が回復した後

すぐに私達は中国を出て

ロシアのモスクワ王国へと来ていた

何故なら………




「招待状………ですか?先生?」

『そうなのよアスカちゃん…モスクワ王国の姫様から是非三ギルフスの人達に来て欲しいって』

(はて……私達はそんなにも有名になっていただろうか?)

『また旅に必要なお金は送るからともかく急いでモスクワ王国に向かってちょうだいちょうどその日パーティーが開かれる予定だし』

「……分かりました……ただちに三ギルフスモスクワ王国に向かいます!」





との電話があったからだ

「あんな出来事があってから次はロシアってグループはやはり忙しいですね」

椿がそう呟くと

「てかさみ!!ロシアってこんなにも寒いのか!?」

竜がそう言う

確かに今は吹雪いていて寒い

特に今は9月12月とかじゃないだけましだが

日本とか今まで行っていた所に慣れていたとしたら

耐えられない

「ちょっと竜!もうすぐ着くんだから少しは我慢しなさいよ!!」

私が怒鳴ると紀戸がある場所を指さす

「皆…あそこじゃないか?」

私達は振り返る

するとそこには立派にそびえ立つ

綺麗なお城があった