そんなこんなで私達の中国での旅は終わった
3人とも無事ですぐに回復した
流石能力部隊だ
私は時夫がそんなこんなを医師から聞いている間
廊下にいた
確か今思うと彼らの能力使用時には赤色に光っていたような
そんな気がした
「もしかして……ナンバーズ?」
脳裏に浮かぶ父と母の姿
「…………良かった………無事で………」
私はふと涙が溢れる
良かった…良かった…………
お父さんとお母さんのようにならなくて……
「…………私も強くならないと………お父さんとお母さんのように…………ナンバーズ…………私もなれるかな?………」


