「じゃあ誰から具材にするかねー!君達大き過ぎるから切り刻まないと行けないな~」
「へ!さっきまで全然喋んなかったくせにやけに良く喋るな!おやじさん!」
竜は辺りに電流を流しチェンソーを操る
「ほ~電気能力者か」
「すみませんが拘束させていただきます!!」
椿は店員をツルで縛り上げる
「こっちは草能力者か」
「やったか?」
紀戸がそう言うと店員はまた笑う
「ん~子供にしちゃあやるじゃないか……しかし甘いね~」
椿のツルを引きちぎり椿の方へ行くと
彼女の顔面を殴りチェンソーがある方へと飛ばす
「!!椿!」
竜はそんな椿をキャッチするが代わりにチェンソーをくらう
「っ!あぁぁ!!!」
「さてと……隠れてないと言う事は君も能力者だね?」
紀戸に向けて店員は言葉を放つ
紀戸の足は震えている
すると韓国で買ったあの馬牛のぬいぐるみが落ちる
「あれ?落としたよ?」
店員は馬牛のぬいぐるみを拾い上げると引き千切る
「あららゴミになっちゃった」
紀戸は目を見開き呆然と立ち尽くす
(あの野郎………!)


