数十分後ラーメンが出来上がり
私達の机に並べ置かれる
「わぁ!美味しそうだな!!そういやおやじさんのオススメって何なんだ?」
竜が聞くと店員は
「そうだな~……俺は断然とんこつだな!」
「やった~俺が頼んだ奴だ」
時夫がそう言ってラーメンを食べだす
「本当男子って色々と行儀がなって無いわよね……まともなの紀戸君だけじゃない?」
私が麺をすすりそんな事を言うと
椿は何故か必死にこう言う
「あっあれでも頑張ってる方なのよ!きっきっと!!」
私達はラーメンを食べ終わりお金を払って
店を出ようとするといきなりシャッターを下げられる
「ちょ!何!?」
「………これでは出られないのだが」
紀戸が店員に向けて言うと
店員は突如笑い出す
「あはははは!!私の所のねラーメンを食べたお客さんは今まで誰一人帰った事は無いんだよ……何故だと思う?」


