「シャー!!」


私の今の姿は化け物同然

もう竜は私の事見てくれないかな……?

私はこんな暗い訳分からない空間でずっと…独りぼっち…



そんな事考えていたら突然

この意識の空間か良く分からない暗い異空間に

光がさした

「………誰?」

私は恐る恐る光が指す方へと歩く

「誰?………誰なの!!」

私がそこへ着くと口を手で覆う涙が溢れて来た

「椿……わりぃ……遅くなっちまって……」

そこには私が大好きだった会いたかった

竜の姿があった

「竜……」

涙が流れる止まらないくらいに

「会いたかった……もう会えないかと思った怖かったぁ!!」

本音が次々と口から溢れてゆく

そんな私を竜はそっと抱きしめてくれた

「もう……勝手に何処かに行ったりなんかしない……椿は俺が守るしずっと側にいる約束する」

「……うん……」

優しい言葉に私は安心してそのまま気を失ってしまった