「んー!!やっと入学式終わったわね……」

私は伸びをする

「ありがとう…竜に頼まれたとは言ってもお客さんなのに」

そう言って紀戸は頭を下げようとするが時夫が止めて

「良いの良いの!俺らそう言うグループの人だし気にしなくて良いよ!」

時夫は微笑み紀戸の頭をぽんぽんと軽くただく

まるで兄弟見たいだ

「そう言えば竜って何処にあの後行ったのかしら?」

私は腕を組み考えていると

ドタドタと大勢の人が走って来る音が聞こえて

私達を囲うようにして止まる

「!?…ちょ!何事よ!!」

その人達は紀戸を捕まえる

「なっ何!?」

私達は止めようとしたが

その人達に止められる

「っ!…あんた達!何なのよ!!」

「我々はここ子集王機関の長の護衛軍の者!貴方方の近くにおられるその方は人類の敵ですなので処分を」

私は抵抗をして

「意味分からない事言わないでくれる!!人類の敵って!」

「モンスターです」