「主!ある殿方から手紙が届いておりましたぞ!!」

一人の男が私佐久蔵の所へとやって来た

「ふむ……手紙か……」

私は受け取り手紙を持って来た男に「下がれ!」と言う

「一体誰からだ?……」

手紙の封筒を見ても宛先も書かれておらず

誰からかも書かれていなかった

「……内容によると言うものか……」

封筒を開け手紙を読む

『私はレイ・トザ・ピリオカ…つまり紀戸を〝作った〟生みの親です…紀戸は近々ここ子集王機関を襲うでしょう……そのパーティー楽しみにしているわ…』

そう書かれていた

「紀戸が……しかしこの手紙誰かのイタズラに過ぎんだろう」

私はそう思い手紙を捨てようとしたその時

また何やら封筒から紙が落ちた

「ん?まだあったのか……」

その紙を拾い上げ読むと衝撃的な事が書かれていた

「な!!……………どうやらこれは…本当らしいな……」

私は直ぐに先程の男を呼び

紀戸の死刑を実行するよう言った