てな訳で私達は入学式を見に行ってあげる事になったのだが…

「時夫……紀戸君探さなきゃ……まずは…」

「そうだな……」

私達は廊下をゆっくりと歩いて探す

その時奥から悲鳴が聞こえた

「!?何かしら?行くわよ!!」

「!…おぅ!!」

悲鳴が聞こえた場所まで私達は走る

どんどん声が大きくなって行く

「誰かぁぁ!!助けてぇぇ!!!」

「大丈夫ですか!!」

私達は助けを求めていた人の場所へつく

「助けてぇぇ!!!ゴキブリがぁぁ!!」

その姿は紀戸で確かにゴキブリがいた

「いや!ちょ!時夫!!あんたがどうにかしなさい!!」

私も流石にゴキブリは無理な為時夫に頼んだ

「仕方ないな……」

時夫はゴキブリを普通に掴み外に出す