ここは山上家
子集王機関の代表の家だ
そこの庭で俺山上紀戸は柔道の稽古をしていた
「セイッ!ハァッ!」
相手をしてくれているのは
その代表山上佐久蔵で俺の仮祖父だ
何故仮かと言うと実は俺宇宙人なんです
「うむ紀戸も強くなったな…これなら明日子集王機関へ行っても上のクラスを取れるだろう」
嬉しく思い俺は微笑み
「やったー!お爺様ありがとうございます」
俺は数日前水星からやって来た
別に水星で生まれた訳では無い
ただ最初からいた
親が水星にいる訳でもあるまいし
何故いたのかは分からない
それを知りたくて最初ここ地球へとやって来た
1番姿が地球人に似ていたから
お爺様は俺の方に来て
「少し休憩するか疲れたじゃろ?」
俺は大きく「はい!」と返事をして二人で家の中へと入る