俺は明るい世界は苦手だ…
俺が見てきた世界は暗い夜の闇と心の闇の世界だから
けど彼のこの正義の明るい世界は
俺には眩しいとは思えなかった
「1つ………お願いがあります……」
俺は彼の服をそっと掴む
「ん?……何っすか?……」
「もし……もしパートナーがいなかったら……俺のパートナーになって下さい!俺……光の世界が見たい!!」
彼は一瞬驚いた表情を見せると
「僕の名前はあの時言ったようにキリコ・ジュネーブ……よろしくっす……伊豆魔」
明るく俺は微笑むと
「俺は村田伊豆魔です……よろしくですキリコ!」


