バサッと大きな羽をはばたかせ
陸へと足をつける
「死にに来たと言う訳ですね!」
強力な俺の蹴りを入れに行く…
しかし彼には当たらない
逆に受け止められる
「そんなに怒りに任せたら力は扱えれないっすよ?」
軽々しく投げ飛ばされる
「リーダー!!くそ!!」
手下はキリコを銃で撃つが
光のレーザー光で消し飛ばされる
「ぐあぁぁ!!」
「ねぇ伊豆魔君……噂に聞いてたから知ってるっすよそのために僕は地道にヤンキーを潰してきたんすから」
「くっ……何の……噂………」
ふらつきながらも俺は立ち上がる
「前のパートナーの事や裏切られた事」
「!!………」
「僕もね裏切られた事あるんす……けど仕方がない事だって思ってて……そりゃ人それぞれなんだからって」
俺はキリコの言葉に恐る恐る怒りを沈め
彼を見る
すると彼は涙を流していた
「辛い……っすよね……分かるっすよ僕も同じだったから……けど正義を目指したかったんす……伊豆魔君もそうっしょ?」
「何で……そんな事言える………」
優しく微笑み
「僕は君がダークネスメンバーネイロのあの襲撃で一人の少年を救った事も知ってるから」
(あ…………)
「だから伊豆魔君は……ここの人間じゃないっす伊豆魔君の目は……正義の目っすよ」


